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夏のレジャーは虫さされ(ブヨ)に要注意

夏場の野外レジャーで気をつけたいのは、虫さされ。
代表的なのは蚊ですが、蚊よりも厄介なのがブヨです。症状は個人差がありますが、アレルギー反応がある方は歩行困難になることもあります。


ブヨはイバエの4分の1程の小いささです。蚊との違いは吸血の仕方です。蚊は皮膚突き刺し吸血するのに対し、ブヨは皮膚を噛みちぎり吸血します。その為、刺された時にチクッとした感覚があり、出血することもあります。
更に、その時に毒素を注入する為、吸血後はそれほど症状は出ず、翌日以降に激しい痒みに襲われます。患部が大きく晴れ上がり、発熱や頭痛の症状が現れます。1週間程、このような症状が続きます。中には、1か月近く続くケースもあります。アレルギーがある場合は呼吸困難や歩行困難に陥ることもあるので、注意が必要です。
ブヨの生息範囲は水の綺麗な渓流付近、山間部、キャンプ場、ゴルフ場などです。活動時期は積雪時を除き1年間です。特に6月~9月の気温が低い朝方・夕方に多く発生します。黒や紺の暗い色の衣服に集まる習性があります。黄色やオレンジなどの明るい衣服には比較的寄ってきません。刺されない対策は、肌を露出しないことに限ります。ブヨは地上から1メートルの間をとんでいるので、足元を重点的に注意しましょう。薄い布や靴下の上からでも、容赦なく噛みついてくるので、できるだけ厚い生地のものを選ぶとよいでしょう。一般の虫よけはあまり効果がありません。ブヨに対応している虫よけを選びましょう。
ブヨに刺された痕は消えるのにも時間がかかります。もし、さされてしまった場合には、立派な治療科目なので早めに皮膚科で診察を受けましょう。
一般的な処方は、抗生物質とステロイド剤、痛み止めです。激しい痒みを発症しますが、かくと治りも遅くなり、痕が残りやすなります。どうしても我慢できないときは患部をアイスノンで冷やすと、効果的です。
■ステロイドとは
腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の部分、皮質といわれるところで作られるホルモンです。副腎皮質ホルモンとも呼ばれています。
普通の状態でも常に体内で作られていて、体に対するいろいろなストレスに対処するなど生きていく上でとても重要な働きがあります。
簡単に解釈すると、ストレスを受けていると、これの緩和のために副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌されるということです。ちなみにこのコルチゾールはビタミンCとコレステロールから作られています。よくビタミンCが足りていないとストレスに過敏(怒りっぽくなる)とか言われていますが、ビタミンCが足りないとコルチゾールを作る原料がないので、ストレスが癒されずそうなってしまうということです。このホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といって、治療に用います。
ステロイドには、内服薬と外用薬があります。今回は外用薬についてお話します。
湿疹、皮膚の炎症、虫さされなどが治療目的です。ステロイドには副作用があります。もちろんステロイド内服薬よりも外用薬の方が副作用は小さいです。塗り薬による副作用の多くは外用した皮膚局所に対するものです。皮膚局所に対する副作用はステロイドの副作用のなかでも軽い副作用に分類されます。
とは言っても、本来体内に分泌されている副腎皮質ホルモンが、体外からも与えられるのですから、人体に影響がない訳がありません。副作用の症状としては、 「薬の塗布部分で毛が増える」、「皮膚が赤くなる」、「毛細血管が拡張する」、「皮膚がやや薄くなる」などがあります。また、「にきびの悪化」、「かぶれ」、「とびひ、みずむし、ヘルペス、ミズイボがまれに悪化」などがあります。使用の際は、医師からの指示に従い、過度な使用は避けましょう。

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