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急性ストレス障害は周りの人の協力が必要です

急性ストレス障害とは、心理的恐怖体験と出合った直後に、一定期間に起こる病気です。
例えば、肉親との死別、愛する人との死別、自然災害、火災、暴行、脅迫を、実際に体験したり、目撃したりすると、強い恐怖感や無力感を体験することがあります。


大きなストレスから自分自身を守るために感情が麻痺したり、体験を思い出せるものから回避したりします。その詳しい原因はまだ分かっていませんが、トラウマ体験から4週間以内に始まり、2日~4週間で治まるという特徴があります。このような体験の後(または最中)に約30%の人は回復しますが、40%の人は軽い症状が残ります。
■症状
集中力の低下
めまい、首や肩のこり、震え
感情がなくなる
呼吸困難
動悸
不眠
■治療法
急性ストレス障害は比較的新しい不安障害の1つで、未だ不明な点があります。
安心できる場所で安心できる人と生活を共にして、一人にさせないようにしましょう。話しにくい体験であれば、事情を知っている家族が病院に一緒に行きましょう。信頼できる人に相談したり、自分と同じ経験をした人と苦しみを分かち合うことも、回復への一歩に近づくでしょう。
また自分を傷つけようとする行為が起これば、薬物療法を行います。気持ちが不安定になったり、眠れなかったり、少しのことでビクッとして、普段の生活が苦しくなった時は、医師に相談しましょう。安全な場所で安心感を持てる医師と治療を受けることで、心が癒されます。
ある調査では、自動車事故の被害者の15%~20%が、急性ストレス障害になると報告されています。
急性ストレス障害では、自分の苦しみに理解や共感を示してもらいながら、適切なサポートを受ける必要があります。問題となった出来事に対して自分の思いを聞いてもらうことにより、急性ストレス障害は改善されるといわれています。
もし、4週間以上経っても症状が良くならない場合は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の疑いが強くなります。

 - ストレス・こころの病・鬱 ,

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