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冬の乾燥による主婦湿疹

家事は洗い物や洗濯など水仕事が多く、気をつけていても手が荒れてしまいますよね。そんな主婦さんが多いことから主婦湿疹と呼ばれています。


主婦湿疹とは水仕事により皮膚表面の皮脂が奪われることで角質層が壊され、そこへ刺激物が当たって炎症が起きます。皮膚の表面にある皮脂層は、そもそも外からの刺激を防ぐ大切な役割を果たしています。肌に必要な皮脂と水分の蒸発を防ぎ、洗剤やさまざまな刺激物から手肌を守ってくれます。
しかし皮脂の分泌量は、歳を重ねる毎に少しずつ下がっていきます。
ただでさえ乾燥しやすい手肌は、水に濡れたあとそのままにしておくと、ますます水分や皮脂が奪われてしまいます。皮膚はいわば裸も同然。防御するもののない状態になるのです。そこへ、洗剤やスポンジ、刺激性の高い野菜などが触れれば、手肌はひとたまりもなく攻撃され、乾燥が進み、炎症まで起こりかねません。
とはいっても家事をするうえで、皿洗いや料理はどうしても避けて通れませんよね。水に触れる時間が長ければ長いほど、主婦湿疹リスク度は高くなります。「家族が多く、洗い物がたくさんある」という人などはとくに注意!
もちろん、仕事で水仕事をする人なら、さらなる注意が必要です。
また、アトピー素因のある人は、主婦湿疹になりやすいといわれています。アトピー性皮膚炎だけでなく、ぜんそくや花粉症などもあてはまります。
少し面倒ですが水仕事をするときはゴム手袋を必ず使用し、合成洗剤の使用は避けましょう。その後は必ずハンドクリームを塗ってケアしてあげましょう。
市販のものでは、保湿効果が期待できるヒアルロン酸や尿素、また肌への刺激が少ないワセリン、グリセリンなどが成分として配合されているものがおすすめです。
そして炎症に対抗するために、体の内側か抵抗力をつけましょう。「そういえば最近、疲れやすいかも…」という人は、まず生活を見直してみるのも良いでしょう。例えば、バランスのとれた食事を朝昼晩、きちんと摂る。適度な運動をする。十分に睡眠をとる。毎日の生活の中で体に気を配り疲労を溜め込まないようにしましょう。

悪化する前に、専門医に受診することも大切。医師から処方された保湿剤や副腎皮質外用薬をきちんと使えば、症状そのものはかなり回復するでしょう。主婦湿疹は長引きやすい病気と言われています。小さな積み重ねで5年後、10年後、必ず成果が出てくれるはずです。

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