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食前・食後の胃の痛みに潜む病気とは?

食後に胃が痛む原因は、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など病気が潜んでいる可能性があります。これらを自分で判断するのは難しいため、消化器科の診察を受けることをおすすめします。

■胃炎
急性胃炎は胃が炎症を起こしている状態で比較的発症しやすい症状です。1日安静にし、薬を服用することで2~3日で回復できます。
主な原因は、刺激物の過剰摂取などの食生活の乱れ、ストレス、タバコ、不規則な生活により引き起こされます。治療法は、まずは食事を控えて胃の中を空にすることです。その後の食事も、おかゆやうどんなど消化の良いものに変えることで症状も楽になります。

慢性胃炎は、胃に刺激が繰り返し加わることで慢性的に炎症を起こしている状態です。食後の胃の痛みや、空腹時に痛みを感じる場合もあり、常に胃に不快感が残ります。
主な原因は、過剰な喫煙や飲酒、加齢による胃の老化が関係しています。
治療法は、胃酸の分泌を抑える薬や胃腸機能を調整する薬が使われます。薬の服用をやめると再発する場合もあるため、医師の指示に従い、正しく薬を服用することが大切です。

■胃潰瘍
胃潰瘍とは、胃酸が必要以上に分泌され、胃の壁までをも溶かしてしまうことで痛みを引き起こします。
主な症状は、食事中や食後にみぞおちあたりに鈍い痛みがあります。中には全く痛みを感じず定期健診で胃潰瘍が発覚するケースもあります。
原因は過労や精神的なストレスなどで自律神経の働きが乱れ、胃酸と胃粘液のバランスがくずれて胃酸が多すぎる状態となります。
治療法は、胃酸をおさえる薬の服用と食生活の見直しになります。症状が重く、胃に穴が開いてしまっている場合には手術が必要です

■十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は、十二指腸に潰瘍ができる病気です。筋層が薄いので、進行が早く出血や穴があきやすくなります。胃潰瘍とは異なり、空腹時や夜間に痛みが出やすく食事を取るとおさまります。痛みは焼けるような強烈な痛みがあります。原因は胃潰瘍と同じく、ストレスが関与しています。過酸の胃液が直接触れる十二指腸粘膜はそれに対する抵抗力が弱いので潰瘍ができてしまいます。
治療法は、基本は胃潰瘍と同じで、薬物、安静、食事療法です。ただ胃潰瘍よりも再発を繰り返しやすくなるため、根気よく病気と向き合うことが大切です。

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