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胎児に影響を及ぼす風疹が大流行 妊娠する前に夫婦で予防接種を

2012年より、増加している風疹は、2013年も更に拡大することが懸念されています。妊娠初期の女性が感染すると、お腹の赤ちゃんに傷害をもたらす危険性があるため、妊娠適齢期の女性は注意が必要です。


■風疹とは
風疹は、はしかと症状が似ていることから「3日はしか」と呼ばれています。
症状は、発熱・頭痛・リンパの腫れ・赤い発疹が出ます。発疹出現の7日前から出現後5日間に感染性があるとされています。予防接種をすることで感染を防ぐことができます。
風疹で一番注意しなければならないことは、妊娠初期の女性が感染してしまうことです。妊娠中期までの女性が感染すると、お腹の中の赤ちゃんが病気を持って生まれてくることがあります。
その確率は、妊娠初期であればある程、重度の障害を持って生まれてくる可能性が高まるため、妊娠を考えてるいる女性は注意が必要です。

■風疹大流行 2013年はこれまでにない規模で拡大
2012年夏頃より、風疹が流行しましたが、2013年に入ってからも感染者数が拡大を続けています。風疹は春から夏にかけてがピークのため、この流行は長期化すると思われます。
また、今回の流行の感染者は、30歳~40歳の男性、20代の女性の間で流行しています。
上記で述べたとおり、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる子供が先天性風疹症候群という病気抱えて生まれてくる可能性があります。
今回の感染者の多くが子育て世代のため、病気を抱える子供を増やさないために、各自治体はホームページ等で注意の呼びかけをおこなっています。
自治体によっては、この流行を懸念して、妊婦を希望する夫婦を対象に無償で風疹の予防接種を助成しているところもあります。

■予防接種
風疹は、飛火感染するため、感染した人・感染していない人もマスクをつけ、こまめに手洗いうがいをしましょう。風疹は予防接種をすることで感染を防ぐことができます。
しかし、妊娠を希望する女性は注意が必要です。予防接種を受ける時は妊娠の可能性がない時期におこなってください。
また、接種後2カ月は妊娠を控える必要があります。予防接種ワクチンには弱毒性があるため、妊婦さんは予防接種をうけることができません。予防接種をしていない・抗体がない妊婦さんは、妊娠中期にはいるまで感染しないよう注意しましょう。
妊娠前半期に風疹ウイルスに感染すると、胎芽、胎児も感染し、そのことにより産まれてくる赤ちゃんに先天性風疹症候群という病気にかかってしまう確率があります。
主に白内障または緑内障、心疾患、感音性難聴(3主症状)、精神運動性発達遅滞などが見られます。
先天性風しん症候群の発生頻度は、妊婦が風疹に感染した時期により異なり、妊娠4週までは50%以上、5~8週は35%、9~12週は15%、13~16週は8%とされています。
妊娠8週までの罹患では、白内障、心疾患、難聴の2つ以上の疾病が出現し、それ以降20週までの罹患では難聴のみのものが多く、妊娠後半の罹患では、胎児に感染は起こっても、先天異常は出現しません。
予防接種を受けたかわからない方は、予防接種をすることをおすすめします。予防接種済みの人が、もう一度予防接種する分には問題ありません。
むしろ、子供の頃に受けた予防接種の効力が薄まっている可能性があるため、子育て世代の方は念のためご家族で予防接種をすると安心です。

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