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抗酸化作用で注目の「リコピン」

■赤ちゃんを「酸素の害」から守る
赤ちゃんは、誕生して初めて肺呼吸を始めるその瞬間から、空気中の酸素を利用します。しかし同時に、酸素の害にも初めてさらされます。


その害のことは「酸化ストレス」と呼ばれており、抵抗力が未熟なままの新生児・乳児にとっては、この「酸化ストレス」と戦うためにも、リコピンなどの抗酸化物質の存在が、特に重要と考えられています。
トマトの摂取量が多い母体ほど、母乳や臍帯血中のリコピン含量が多くなることが確認されています。
■「リコピン」の吸収性を抜群にする摂取方法
トマトをはじめ、野菜は生で食べるよりも、調理をすることで細胞壁が壊れ、栄養成分の吸収がよくなります。また、リコピンはジュースやケチャップなどの加工品で摂取する方が、より吸収されやすくなります。
さらに、リコピンは脂溶性のため、油を使った調理を施すと、吸収性が高まります。また、熱にも強いため、加熱してもリコピンはほとんど減少しないどころか、吸収性もさらに向上します。
つまり、リコピンを効率よく摂取するためには、トマトは生で食べるよりも、オリーブオイルを使ったり、煮込む・炒める・焼くといった調理を加えることがおすすめです。
■抗酸化作用で注目の「リコピン」
リコピンは、カロテノイド(動植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色などの色素)の一つです。カロテノイドはリコピンの他、βーカロテン、みかん類などに含まれているクリプトキサンチンなどがあります。
「βーカロテン」は、ニンジンやパセリ、ほうれん草などに多く含まれ、体内でビタミンAに変化するため、早くから栄養学的に注目されていました。
近年では、「カロテノイド」自体が強い抗酸化作用を持つことが知られるようになり、急激に注目度がアップしました。そして、その後の研究で、トマトの赤い色素であるリコピンにはβーカロテンの2倍、
ビタミンEのなんと100倍もの抗酸化作用のあることが分かってきたのです。
■血糖値をコントロール
日本人の成人の6人に1人は「糖尿病患者」か「糖尿病予備軍」といわれています。リコピンには、体内でのインスリンの効き目が悪くなるのを防ぎ(インスリン抵抗性改善)、正常に血糖値を下げる働きを保持させる効果があることが分かりました。また、トマトに含まれる「クエン酸」は、デンプンをブドウ糖に分解する酵素の活性を抑えるため、糖の吸収を抑制します。

 - こどもの病気対策

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