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スマホが原因の肩こりや頭痛 ストレートネックの治し方

スマートフォンの普及に伴い、長時間画面を覗き込むことで、肩こりや腕のしびれを訴える人が増え、ストレートネックになっている人が増えています。


まずはじめに、ひとの首のしくみについて紹介します。
人間の背骨は、頭蓋骨の下から骨盤までつながっており、その部位によって頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)腰椎(ようつい)に分けられます。これらの骨は、それぞれが一直線に連結しているのではなく、「生理的彎曲」という、横から見ると「ゆるやかなS字カーブ」を描いています。人間は、この「生理的彎曲(S字カーブ)」のおかげで、うまくバランスを保ちながら2本足で立つことが出来るしくみになっているのです。

■ストレートネックとは
ストレートネックは頭が首よりも前に出るため、首や背中の筋肉によって負担がかかり、慢性的な肩こり、首のこりに悩まされやすくなります。首を曲げても下部頸椎は動かないため、手のしびれや頭痛、めまい、目の奥の痛み、吐き気といった症状が出ることもあります。
主に20、30代の女性に多いといわれています。女性は男性に比べて首が細く筋力が弱いため、頭の重さを支えられないため、若い女性の半数以上がストレートネックではないかとも言われています。
スマートフォンは小さな画面に膨大な情報が溢れているため、ユーザーは画面に夢中にになり、背中を丸め、顔を下に向けた姿勢で長時間過ごします。この姿勢こそがストレートネックになる原因です。この姿勢は頭を支えたうえで、首や肩、肘を固定するため、首の前側の筋肉(斜角(しゃかく)筋)が強く緊張する。斜角筋は小さく伸びにくいため、頭と首が前に出る。
筋肉がこの状態で固まってしまい、頸椎(けいつい)の自然な湾曲が失われてしまうのがストレートネックです。

■ストレートネックの直し方
予防は普段の生活の中で、姿勢を意識することが一番。デスクワークの場合は椅子に深く腰掛け、座面と背もたれを調節し、なるべく背骨をまっすぐにした状態で行うことです。1時間を目安に休憩を取り、肩を回すなど肩甲骨周りの筋肉をほぐしましょう。できるなら水泳やテニスなど、肩を使うスポーツやトレーニングで筋力を上げるのもいいでしょう。
肩こりがひどい場合には、医師の診察を受けましょう。鎮痛剤で痛みを抑えたのち、筋肉をほぐすリハビリを行い、徐々に正常な状態に戻していきます。手のしびれなどがない場合、個人差はあるがおよそ2週間で肩こりなどが改善されます。

 - 生活習慣病, 肩こり・腰痛・関節痛

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