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ほくろが増える原因は?

ほくろには、先天性のものと後天性ものとがあります。後天性のほくろは二十代以降にできたもので、紫外線の刺激や物理的な刺激によりほくろがつくられます。
女性の場合、ホルモンの量に影響を受け、妊娠中はほくろが増えたたり、濃くなったりすることもあります。

■ほくろができる原因
人の肌は大量の紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを作り出し、紫外線を吸収します。夏場に日焼けをしても、新陳代謝が活発で肌サイクルが正常に働いていれば、肌は元の状態に戻ります。メラニンを作る過程で、メラノサイトが活性化しすぎたり、なんらかの刺激を受け異常を起こすことにより、ほくろは形成されます。
ほくろができる原因の大半は紫外線ですが、日頃のストレスや疲労、生活習慣の乱れなどによってできることがあります。
さらに、紫外線以外にも「外部刺激」によりほくろができることがあります。キツイ下着や靴などで皮膚が頻繁にこすれたり、仕事などでカラダの同じ部分に常に熱や重量がかかっていたりなど、こすれたり圧迫されたりすることで細胞が傷ついてしまうためです。

メラノサイトとは
紫外線を浴びると、肌の中でメラニンという色素が生成されます。それが、日焼けやシミの元。そしてそのメラニンが生成されている場所は、メラノサイトという枝状の星の形をした細胞です。
メラノサイトは皮膚、眼、口腔や食道などに分布していますが、メラノサイトが一番多いのは、やはり顔です。メラニンは、シミやソバカスの元ではありますが、皮膚の色を作り上げたり、紫外線が体内に入り込むのをブロックしたりと、とても重要な役割を果たしています。
また、毛根の部分にもメラノサイトが存在します。このメラノサイトでも、肌と同様にメラニンが作られています。日本人の髪が黒いのはメラノサイトが活発なためです。
妊娠でホルモンバランスが崩れたり、ストレスがたまると、メラノサイトの働きが活発となり、シミ、ソバカスが目立つようになることもあります。また、白髪が現れるのも、加齢やストレスでメラノサイトの働きが低下するため。このようにメラノサイトは、紫外線はもちろん、加齢、ストレス、ホルモンなどの影響を多大に受けながら、活動を続けているのです。
できてしまったシミを濃くしないためにも、また、新たなシミを予防するためにも、最も大切なのは、メラノサイトを過剰に活性化させないこと。つまり、紫外線を浴びすぎないよう気をつけることが大事なのです。日焼け止めを使う、帽子や日傘で日よけをする、日光に当たり過ぎないといった工夫を、日常的に心がけましょう。また、メラニンをスムーズに排出させることも、シミを予防するポイント。肌のターンオーバーを正常に保つよう、規則正しい生活やバランスのいい食生活、適切なスキンケアが重要です。

ほくろのがん
ほくろには悪性のものがあり、これをメラノーマといいます。見た目がほくろとよく似ていることから「ほくろのがん」とも呼ばれています。ほくろとは区別がつきにくいためメラノーマだと見分けるのはとても難しいと言われています。
メラノーマは皮膚ガンの一つです。皮膚ガンは、皮膚細胞が悪性に変わり増殖したもので、「表皮癌」「有棘細胞癌」「基底細胞癌」「悪性黒色腫」に分類されます。メラノーマはこのうちの悪性黒色腫のことで、一番手に負えないと言われています。なぜなら、ガン細胞の成長がものすごく早く、あっという間に他の組織に転移してしまうからです。皮膚の浅い部分から、リンパ節などの深い部分へと移転をしていきます。ほくろとの見分け方の目安は、できたほくろが大きくなるスピードにあります。また、ほくろの輪郭がぼやけていたりいびつな形をしていたり、色も真っ黒だったりムラがあります。また、ほくろが痒かったり痛かったり、出血をするなども、ほくろとメラノーマを見分ける基準となります。メラノーマは進行が早く発見が遅れると生命にも関わりますので、少しでも変だなと感じたら早急に病院へ行きましょう。
メラノーマと診断されればすぐに取り除く必要があります。転移を考慮しメラノーマの周囲を少し大きめに除去しますが、転移の可能性があればさらに抗がん剤の投与も行われます。リンパ節に移転した場合はリンパ節ごと取り除くことになりますが、リンパ節を通り越して内臓まで移転してしまった場合、現時点では治療法がありません。
早期発見が重要となるので、気なった場合は迷わず医師の診察を受けるようにしましょう。

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