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若い女性にも発症が増加している子宮腺筋症とは?

子宮腺筋症は、30代で出産経験のない女性に多く発症すると言われていますが、近年では若い女性にも発症が増加しています。生理痛がひどくなったり、過多月経になる特徴があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
さらに、不妊の原因にもつながるので、将来子供を希望する女性は、注意したい婦人病のひとつです。

■子宮腺筋症とは
子宮腺筋症は子宮内膜症の一つです。子宮内膜症というのは、子宮の内側を覆っている子宮内膜が、本来の場所以外に生育してくることにより起こる疾患ですが、子宮筋層にこの内膜の生育が限局したものを、子宮腺筋症と呼びます。子宮筋層にできた内膜も月経毎に内膜がはがれ出血をするため、子宮に激しい痛みを伴います。毎月繰り返される出血により子宮が硬くなり拡大するため、子宮筋腫との見分けが難しくなります。子宮腺筋症と子宮筋腫は、発症した経緯は違えど、痛みがひどい生理痛や、過多月経、生理以外でも腹痛を生じるなど、病状がほとんど同じなのです。
子宮筋腫は成人女性の10人に1人が持っているのに対し、子宮腺筋症は5人に1人が持っていると言われ、子宮筋腫より発生の多い病気です。

■子宮腺筋症の診断
内診や超音波検査、MRIなどの画像診断などから診断します。子宮鏡検査も参考になります。診断上で最も有力なのはMRIです。 子宮腺筋症と子宮筋腫とは症状が似ており、ともに子宮が大きくなる病気です。子宮を残す手術を予定する場合は両者の区別が重要です。多くの場合、MRIで両者の区別は可能です。

■子宮腺筋症の治療法
子宮腺筋症の発症原因はあきらかになっていません。発症した場合は完治すことは難しいといわれています。
子宮腺筋症は不妊症の原因でもあり、もし子供が欲しいけど、子宮腺筋症の場合は先にこちらの治療が優先されます。子宮内膜症や子宮腺筋症が存在する場合、炎症があるために子宮の環境は妊娠に対し、非常にネガティブな状況だからです。
症状緩和のための治療法はいくつかあります。低用量ピルでのホルモン誘導方法、この方法は、短期的に痛みを取りたい場合に使われます。
黄体ホルモン注射による治療法、この方法は、閉経と同じ状態にする働きがるため更年期障害の副作用も発症します。
手術の場合、卵巣と子宮を全部摘出となりますが。結婚・出産を希望している女性は子宮や卵巣を残し、病巣だけを取り除くこととなりますが、子宮筋層に癒着していることが多いため再発する可能性があります。

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