知っておきたい健康の知識

知っておきたい健康の知識や誰にでもすぐできる健康術を発信しています。

基礎体温を毎日計ることで自分の健康状態を知ることができます。

女性の体は、基礎体温を毎日計ることでさまざまなことが分かるといわれています。
基礎体温表をつけると高温期と低温期の二層に分かれます。この変化から排卵の時期や排卵の有無などがわかったり、グラフの変化で読み取れるホルモン分泌から身体の問題がわかることもありますので、毎日のリズムを知り、自分の体調を知っておくことが大切です。基礎体温は、毎日自分が健康であるかどうかを知ることができるのです。


■基礎体温を計ってわかること 
①排卵日がわかります。排卵日は低温期から高温期に変わる日、もしくはその前後と推定されます。低温期から高温期に変わる日を体温陥落日と言いますが、その日には体温が急にがくんと下がることが多いです。

②排卵の有無がわかります。低温期(低温相)と高温期(高温相)の2相性であれば、一応、排卵はあると推測出来ます。生理(月経)が毎月一定期間にあったとしても、低温期高温期のない1相性なら無排卵の可能性が高いようです(無排卵性月経といいます)。

③生理日がわかります。排卵日より14日後(プラスマイナス2日)が生理の初日と推測されます。

④妊娠したがわかります。高温期からいつもなら低温期に変わるのに、そのまま高温期の場合(16日以上高温期が続く)でしたら、妊娠している可能性は高いです。ただし、持続黄体存続症といって妊娠していないのに、黄体が持続して、高温期が続くことがあります。妊娠を早期に診断することは、流産防止のためにも非常に大切なことです。

⑤黄体の機能不全がわかります。高温期と低温期との温度差が0.3℃以下(高温期が全体的に低い)の場合、なおかつその期間が8日以下しか続かないようなケースは、黄体の働きが悪い可能性があります。

⑥ 卵巣の機能不全がわかります。生理(月経)周期が35日以上と長く、低温期が2週間以上も続く時は、脳からの指令に反応する卵巣の代謝不良が考えられます。

基礎体温の理想的なグラフ波形は、高温期は36.8度前後、0.2~0.3度を行ったり来たりしながら、36.5度を下回らない安定した波形が理想的です。

■基礎体温の計り方
まず基礎体温を測るときには毎日同じ条件ではかる事が大事です。しかし、この基礎体温は3カ月くらいは続ける必要があります。
起床時間や、睡眠時間、ストレス状況など、なかなか同じ条件で計るのはむずかしいと思いますが、条件を満たしていなくてもまずは体温を計りデータを残すことが大切です。根気よく続けましょう。
体温計の計り方は口の中で測る方が、体温変動因子による影響が少ないそうです。

■基礎体温を計る好ましい条件
・最低4時間以上の睡眠を取った後に測る。
・朝6~7時頃、毎日できるだけ一定した時間に計測する
・起床してすぐに身体を出来るだけ動かすことなく測る。
・婦人体温計(口の中に入れて測るタイプ)で測る。 
・何かあれば、備考欄に記入しておく。

 - 女性の健康 , , ,

  関連記事

no image
女性特有の病気”子宮筋腫”

子宮筋腫は、主に子宮筋層内の平滑筋(へいかつきん)成分から発生し、女性ホルモン(エストロゲン)のはたらきによって発育する良性腫瘍です。

no image
近年増加しているサイトメガロウイルス 妊婦さんは注意が必要

サイトメガロウイルスは、世界でありふれているウイルスで子供や大人が感染してもまったく問題ありません。 しかし、妊娠した女性が初めてこのウイルスに感染した場合、お腹の中の赤ちゃんも感染し、生後に障害をもたらす可能性があります。 妊娠を希望する …

no image
女性が発症しやすい膀胱炎 正しい治療法

膀胱炎の症状は、1日10回以上トイレに行くようになり、排尿してもすっきりしない、残尿感が残ります。尿が白く濁ったり、時には血が混じる血尿が出ることもあり、排尿の最後の方や、排尿後に痛みが伴うこともあります。このような症状の原因は膀胱が細菌感 …

no image
若い女性にも発症が増加している子宮腺筋症とは?

子宮腺筋症は、30代で出産経験のない女性に多く発症すると言われていますが、近年では若い女性にも発症が増加しています。生理痛がひどくなったり、過多月経になる特徴があり、日常生活に支障をきたすこともあります。 さらに、不妊の原因にもつながるので …

no image
子宮頸がんはワクチンで予防対策

■子宮頸がんとは 子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんです。 原因はHPVというウイルスです。といってもHPVは皮膚や粘膜に存在するありふれたウイルスです。

no image
生理痛は我慢せず自分に合った治療法を探そう

★生理痛のしくみ 生理のリズムは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌で生まれます。

no image
妊婦が気をつけたい感染症 先天性トキソプラズマ症

トキソプラズマは健康な人が感染しても風邪のような症状で治まりますが、妊婦が感染すると胎児に大きな影響を及ぼす可能性があります。

no image
母子感染 子供の為に学ぼう

母子感染、すなわち垂直感染の経路は、胎内感染、分娩時感染、経母乳感染の3経路が知られています。