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母子感染 子供の為に学ぼう

母子感染、すなわち垂直感染の経路は、胎内感染、分娩時感染、経母乳感染の3経路が知られています。


胎内感染は、病原微生物が胎盤を経て胎児に感染する経胎盤感染と、子宮頸管や腟に感染している病原微生物が上行性に子宮内に広がり、胎児に感染する上行性感染とがあります。
分娩時感染は、子宮頸管・腟・外陰部などに感染している病原微生物や母体血液中の病原微生物が経腟分娩時に胎児に感染する場合、子宮収縮により病原微生物を含んだ母体血液が胎盤を通じ胎児に移行し胎児に感染する場合をいいます。
経母乳感染は、母乳中に含まれる病原微生物が授乳を介して児に感染する場合をいいます。ただし病原微生物は必ずしも1経路だけで感染するとはかぎりません。
胎内感染の児への影響は、流産・早産・死産、先天奇形、子宮内胎児発育遅延、先天感染などがあります。
先天奇形は、妊娠12週までの器官形成期に感染した場合に生じる発育奇形と、それ以降に児に感染し組織破壊などにより形態異常を生じる場合とがあります。

母体感染の予防
妊娠前のワクチン接種が理想的です。風疹ワクチン、水痘ワクチン、インフルエンザワクチンが行われています。
ヒト免疫不全ウイルス、サイトメガロウイルスでは、妊婦さんが未感染で配偶者が感染している場合、妊娠中のコンドームの使用が勧められます。

分娩時感染の予防
単純ヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルスでは帝王切開術による分娩が勧められることがあります。

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