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生理痛は我慢せず自分に合った治療法を探そう

★生理痛のしくみ
生理のリズムは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンの分泌で生まれます。


一般的に生理周期は約4週間(28~30日)を1サイクルとし、生理が始まってからおよそ14日目に「排卵」が起こります。こうしたホルモンの影響によって女性の身体や心の状態は4つの時期を繰り返します。
生理中(1週目・低温期)
体温を上げる作用のある黄体ホルモンの分泌がなくなり、体温が下がって身体が冷え血行が悪くなります。
生理後(2週目・低温期)
排卵を前に女性らしさを引き出す卵胞ホルモンの分泌が高まり、肌のつややきれいな髪をつくり、心も体もいきいきと充実させます。
排卵後の調整期(3週目・高温期)
大きな不調はないものの、黄体ホルモンの分泌が高まって子宮内膜が充実しはじめ、下腹部になんとなく不快感や違和感を感じる時期。
生理前の不調期(4週目・高温期)
黄体ホルモンの影響が強く現れる時期。体温の上昇やむくみ、便秘、肩こり、頭痛など身体的な不調に悩まされます。
ひと言で生理痛といっても、痛みの程度、症状、痛む場所など、同じ女性であっても千差万別。一人ひとりが別々の生理痛を、毎月経験しているといってもいいくらいです。ではなぜ生理痛は起こるのでしょう。特に大きな要因となっているのは「プロスタグランジン」という物質です。
★器質性月経困難症:病気が隠れている月経困難症
20代後半から多くなり、月経痛(生理痛)をはじめとする症状は、月経初日~3日目ごろを過ぎても続き、月経期間以外にも痛みが生じることもあります。
考えられる原因は子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などがあります。
★生理痛対策
生理痛は病気ではありませんので、生理痛専用の薬はありません。
しかし、痛みが激しい場合は鎮痛剤が症状を軽減してくれます。我慢できないときは鎮痛剤を服用してみてください。
鎮痛剤とは、痛みや熱を下げる作用がある薬のことです。医師から処方されるものもありますが、薬局でも色々な種類の鎮痛剤が販売されています。
生理痛が起こったとき、どうして鎮痛剤が効くかというと、鎮痛剤に含まれる消炎剤が痛みを起こしているホルモンを抑制するからです。生理痛で痛くて仕様が無いのに鎮痛剤を飲まずに頑張る人もいますが、我慢する必要はないと思います。我慢したからといって、生理痛が軽くなるわけではないので、割り切って鎮痛剤を利用して、楽になってください。
しかし、鎮痛剤を服用すると、胃腸がおかしくなる場合があります。嘔吐や胃の痛みなどです。生理の時は体調が悪いことが多いので、このような現象が起こりやすくなりますので、自分に合った鎮痛剤を探しておきましょう。

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